5年後10年後、体の悩みを自分で解決できる【Fiple講師 竹内恵インタビュー】

腰が痛い、肩が凝る……。デスクワークをしていると、これは職業病なので仕方ないとあきらめがちですが、適切なストレッチをすることで改善できるのです。GRAISEがお届けする「肩こり腰痛改善セミナー」を担当している、竹内恵先生にお話を聞いてみました。

痛みを抱えたまま続けたハンドボール。体重の増加も…

NSCA認定パーソナルトレーナーやJYIA2級ヨガインストラクター、ZUMBAインストラクターなどの資格を持つ竹内恵先生。
学生の頃は、部活動で経験をした両肩の亜脱臼、思春期の体重増加など、つらい経験をされました。
体重増加が原因で自信を喪失していたとき、海外生活でヨガに出会い、人生観が大きく変化します。
まず、ストレッチやヨガの呼吸などを利用して、肩の痛みを解消しました。
さらに、太りにくい体質を作り、ダイエットに成功します。

適切な体の動かし方と、体をメンテナンスすることの大切さを知った竹内先生。
ニュージーランドのラディカルフィットネスにオフィシャルトレーナーとして所属した経験もあり、スタジオプログラムを英語で行うなど、多彩な活動をするようになりました。

現在はパーソナルトレーナーとして痛みのない体づくりや食生活を指導する他、ヨガやZUMBAなどの大人数レッスンも担当しています。

竹内先生:エクササイズというと、引き締めるとか痩せるとかそういうイメージですよね。

今、力を入れているものは「肩や腰、腕の骨をきちんとした位置に戻し、肩こりや腰痛、普段の姿勢を改善する」このようなエクササイズです。

エクササイズをしていると、体は自然に引き締まるので、体質改善をしながら体も引き締まります。「一石二鳥」ですよね。

肩こりや腰痛、姿勢の悪さなど、だれでも抱えている悩みに竹内先生は着目し、学びを深めているそうです。

体に悪いことを毎日続けている、在宅ワーカーの落とし穴

在宅ワーカーは運動不足に陥りやすいといわれますが、歩いたり走ったりした方がいいのでしょうか?

竹内先生:ウォーキングなども大切ですが、在宅ワーカーの運動不足の始まりは「おなか」や「背中」ですね。

椅子に座って作業をしていると、特にパソコン操作をしている方は「前かがみ」になりませんか?

椅子に座っている時間が長ければ長いほど体に負担がかかっています。特に前屈みの姿勢で座っていることは、背骨に負担がかかり、体によくない姿勢なんです。

前屈みで椅子に座っているとおきることを簡単に説明しますね。

1.  息の吸い方が変わる
2.  呼吸をするために使う筋肉の使い方が変わる
3.  腹筋・背筋のバランスが崩れる
4.  従来使えていた筋肉が使えなくなる
5.  肩が緊張をして「肩こり」が酷くなる

これが、姿勢が悪いために起きる一般的な体の不調(痛みなど)への流れです。
この前屈みの姿勢は、筋力が衰えた方がする姿勢なんです。
言い方を変えると「筋力がなくても支えられる姿勢」です。
この姿勢をしているときは、あまり筋肉を使っていません。
そのため、血流が悪くなり、肩こりが酷くなったり、太りやすくなったりなど、体の不調(痛みなど)が助長されてしまうんです。

これは本来なら「ストレスを感じる姿勢」です。
それが知らぬ間に当たり前になってしまうことは、よくありませんよね。
毎日、気づかぬうちに、体にとても悪いことをしているんですよ。

竹内先生のお話を聞いていると、思い当たる節ばかりで怖くなります。

運動不足というと、有酸素運動で改善することなどをイメージしますが、正しい姿勢で座ることも、運動不足を解消するひとつの手段になるとは、目からウロコが落ちました。

気づきが得られるストレッチセミナー

竹内先生のセミナーは、参加者とコミュニケーションを取りながら行います。

人それぞれ、体の悩みは違うため「腰が痛いなら、このストレッチは無理しないように」など、参加者に声をかけながら進行していきます。

竹内先生:オンラインセミナーのいいところは、少人数でコミュニケーションを取りながらできるところです。

ひとりひとりにアドバイスができ、その人にあったやり方が伝えられます。

そして、姿勢が悪いと感じたとき、セミナーでやったことを日常の生活で思い出し

「今姿勢が悪かったから整えよう」などと、体に対する「気づき」をセミナーから得てほしいと思っています。

腰痛や肩こりなど、悪い姿勢や筋力不足が原因なら、エクササイズを続けることで改善されるそうです。
その場で汗を流すだけでなく、日常の生活で自分の体に向き合えるストレッチセミナーなのです。

竹内恵先生から皆さまへ

竹内先生から皆さまへ、メッセージをいただきました。

竹内先生:なぜ、腰が痛くなるのか、肩がこるのか、人それぞれ原因は違います。
単純に運動不足の方もいれば、筋力不足・関節の硬さなど、原因はさまざまです。
一緒にエクササイズを続けていると「この人は、ここを改善した方がいい」というものが見えてくるため、それをお伝えすることで、ご自身の体のクセがわかるようになります。

ご自身の体のクセを知っていれば、5年後10年後に同じ症状が出たとき、自分で解決できるようになります。
5年後や10年後に、同じ症状が現れたとき、ご自身で解決できる力が得られるよう、サポートいたしますので、運動が苦手な方、腰痛や肩こりで困っている方にこそ参加していただきたいと思っています。

対話型の楽しいセミナー

竹内先生のセミナーは、エクササイズが淡々と続くセミナーではなく、受講している方に声をかけながら進みます。
自分の体のウィークポイントを知ることはもちろん、一緒にレッスンを受けている方とも気づいたら仲良くなってしまう、そのような楽しいレッスンです。
今まで、運動系のセミナーは苦手と懸念されていた方や、運動が苦手という方におすすめの、楽しみながら自分の体を見直せるセミナーです。

ぜひこの機会に竹内先生のオンラインセミナーに参加されてはいかがでしょうか?

セミナー詳細・日程は、FipleのInstagramをご確認ください。
お申込みはこちらのフォームから。
皆様のご参加をお待ちしております!

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