もう挫折しない、学習時間を効率よく確保する方法
仕事が忙しすぎる、家事や育児で一日が終わるなど「学習したくても時間がない」。学習時間を効率よく作るにはどうしたらいいのでしょうか?スキルアップや学習のために時間を作るちょっとしたコツをお伝えします。
意気込みがあるのに継続しない……。その理由は?
新しいスキルを通信講座などで得ようとしたときに、挫折したことはありませんか?講座に申し込みをしたときはモチベーションがMAXのため、絶対に挫折しないと誰しも考えます。ですが、教材が届き1週間、2週間と時間が流れ、気が付くと最初の数ページしか開いていない……。などということはよくあることです(よくあってはいけないのですが)。
では、なぜ学習を継続できないのでしょうか。
「学習をする時間がない」これが最大の理由だと思います。
学習をする時間がないと感じるのは、今のライフスタイルに「学習する時間」を組み込ませようとしていることが原因です。
新たに学習を始めるにあたり、一日が24時間から25時間に増えるわけではありません。
学習のための1時間を作るなら、今までの生活の中から1時間、何かをやめる必要があるのです。
当たり前のように聞こえますが、これをせずに学習のための時間を確保しようとすると、学習をする時間が取れず挫折する原因になってしまうのです。
一日の行動をリストアップしてみましょう
1日の行動をリストアップし、その中で「やめられないもの」と「やめてもいいもの」を分類します。
「やめられないもの」の例として、家族との団らんや犬の散歩、適度なリラックスタイム、これらは生活をするうえでかかせないため「やめられないもの」に分類していいでしょう。
次に「やめられるもの」をみていきましょう。
例えば、通勤時間のエンタメ系動画のチェック、SNSのタイムライン警備、仕事帰りのウィンドウショッピング、帰宅後のゲームやテレビ視聴などです。
これらは、絶対にやめなくてもいいのですが、時間を減らすことはできます。
この時間を学習のために使いましょう。
1日3時間テレビを見ていたら1時間に減らし、2時間を学習にあてる。
通勤時間のエンタメ系動画のチェックは、e-Learningを見る時間に変える。
このように行動をシフトすることが「学習のための時間を確保する方法」です。
他に睡眠時間を削るという手段もありますが、睡眠時間を削ると翌日のパフォーマンスが一気に下がるため、おすすめできません。
スタンフォード大学医学部精神科 西野精治教授が、眠りについて興味深い記事を書かれているので興味がある方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
【外部リンク】10年後「死亡率」が最も低い睡眠時間は何時間か
簡単にやめられない習慣、人間の厄介な行動心理
定着した習慣をやめようと思ったとき、人間には厄介なことがおこります。
まずは「消去バースト」です。簡単にお伝えすると「定着した行動を消去(減少させる)とき、消去する行動が一時的に増加する」という行動心理学です。
もうひとつは「カリギュラ効果」といい、「絶対に○○してはいけません」といわれると、その行動をしたくなる心理です。皆さんも思い当たることはありませんか?
例えば、学習するためにテレビを見ないようにしたら、翌日、テレビをいつも以上に見たくなって、いても立っても居られなくなり、視聴してしまった。
絶対にテレビを見てはいけないと決めればきめるほど、テレビが見たくなる。
前者が消去バースト、後者がカリギュラ効果です。
この消去バーストやカリギュラ効果を乗りこえる作戦を次の章でご紹介します。
日ごろの習慣を封じ込む作戦
厄介な人間の行動心理を回避し、習慣化したことをやめるには、習慣化したものを続けたくなった時、いちど考える時間を作ることです。
例をあげると、テレビがどうしても見たくなった、テレビをつけようとしたとき、テレビのリモコンが食器棚の上など、アクセスしづらい場所に置いてあったらどうでしょう?
リモコンを取ろうとして脚立を用意しているとき、なぜこのような場所にリモコンを置いたのか?と、考える時間ができます。
このように、いつもの習慣を継続しようとしたとき「いちど考える時間」が持てる工夫をしてみましょう。
棚の上に置いたリモコンを取ろうとしているとき「勉強するために、ここへ置いたのにテレビを見ていいのか?」と冷静になれます。
この繰り返しで、生活に定着した習慣が減少し、学習の時間へと転向されていきます。
笑い話のようですが、ぜひ試してみてください。
「CADの技術をマスターするぞ!」と書いて部屋に貼ることは誰にでもできます。
CADの技術をマスターする行動をしないと意味がないのです。そのためには、学習する時間を確保することがとても重要なのです。
最初はだれでも初心者
私たちには1日24時間しかありません。その時間を有効に活用することが大切です。
どんなに優秀なCAD技術者でも最初からCADを使いこなしていたわけではありません。
ときには娯楽も必要ですが、自分が目指す目標に向けて、まずはスキルアップや学習をするための時間を確保しましょう。
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