AutoCAD小技集 トリムが延長に大変身!?

1本だけ線を延長したい!作業が楽になるトリムコマンド

CADを使う人なら皆さんご存じ「トリムコマンド」。
線を目的の位置までカットできる、CADには欠かせないコマンドです。
よく使うコマンドランキングがあったらトリムコマンドは、ベスト3に入るのではないでしょうか。

そんなトリムコマンドでトリムをしていると「この線だけ延長したい」という時はありませんか?

例えば、図のように葉っぱの線(葉脈)を作図する時、上から3本の線をトリムしていて、最後の1本だけ延長しなくてはならない場合、かなりテンションが下がります。

図形 が含まれている画像

自動的に生成された説明

例えば、左側の葉脈を整えたい時。

概略図

中程度の精度で自動的に生成された説明

上の3本の線はトリムで、最後の線は延長しなくてはならない!これは面倒です……。

AutoCADトリムコマンドの便利な小技

そんな時の小技がコレです!

「Shiftキー」を押しましょう。

Shiftキーを押すとあら不思議!トリムが延長コマンドに変わるのです。
変わるといっても一時的に変更するだけで、Shiftキーを離すとトリムコマンドに戻ります。

概略図

中程度の精度で自動的に生成された説明

え?そんなのどこにも説明がないじゃないか!と思いませんか?

では、トリムコマンドを実行して、コマンドラインをよく見てみましょう。
すると、控えめに書いてありました。

コマンドラインを見てみると、色々なオプション機能があります。試してみると面白い発見があるかも知れませんね。

ちなみに延長コマンドはShiftキーを押すとトリムに早変わりします。
トリムと延長は表裏一体の関係のようですね。

図形

中程度の精度で自動的に生成された説明

鏡像コマンドを使って葉っぱが無事完成しました!

ぜひ、トリムコマンドの小技を使ってみてください。


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です