BRINGROWの想い ~2期目のスタートに寄せて~
皆さまこんにちは。BRINGROW代表の富田です。
今日は「AutoCADの豆知識」は一旦お休みし、我々「BRINGROW」について書いてみたいと思います。
株式会社BRINGROWは2019年4月3日に、CAD教育事業を中心に展開する会社として誕生しました。
会社名の「BRINGROW」は“Bring up”=上に連れていく、“Grow”=成長する、を組み合わせた造語で、「これまでの自分よりもさらに成長し、次のステージに引き上げる」という思いで命名しました。
なぜ、BRINGROWを立ち上げることに至ったかという経緯ですが、もともと私は前職でCADの教育事業を担当していました。
そこでは対面式の研修や企業研修、ヘルプデスク、教材作成などを主な業務とし、中途採用、新入社員、個人事業主など様々な方を対象にノウハウを展開していました。
業務を通じて、多くの方とお話をするなかで、日々業務に追われ、課題や問題を改善する余地もなく、効率化や正確性を追求することができない現場があまりにも多いということを目の当たりにしていました。
BRINGROWのメンバーのほとんどは設計業務を担当していた技術者です。
自分が生成するデータだけではなく、協力会社からあがってくるデータ、社内で生成されたデータの汎用性の無さや、共通言語が通じないということがどこの会社・現場でも起きているということも改めて感じました。
「なぜこんなにも問題や課題が多いのか?」と考えたときに最初に行き着いたのは、『正しい道具の使い方が学べる場所や時間がない』ということでした。
では、なぜ学べる場所がないのでしょうか。
そこには、CADの種類が多い、教える先生がいない、コストが掛かるなど、受け入れられる側が乗り越えるにはあまりにも大きな壁があるのです。
世の中の製品の多くは何らかのCADを使用してモノづくりがされています。
逆に言うとCADなくして生産性の上がるモノづくりはできないといっても過言ではありません。
そのような状況にもかかわらず学ぶ場所や時間がないという現実があります。
多くの大学や、専門学校でもCADの専門的な授業を取り入れている学校はとても少ないようです。
建築系、建設系の新入社員教育を担当した際にご協力いただいたアンケートでも、学生時代にCADを触ったことがある、習得したという方は3割程度。
これからCADを使った業務がメインとなる新入社員の多くが会社に入ってからスキルを習得するという状況でした。
「我々だからこそできることがあるのではないか」こんな会話をよくしていました。
もっともっと多くの方に、正しいソフトの概念、道具の使い方、便利な機能を知ってもらいたい。
学ぶことや知ることを拒んでいるのではなく、そういうフィールドがあまりにも少ないということが問題だと我々は日々感じていました。
そこで、こんなにも「学びたい」「業務効率を改善したい」と望んでいる方々がいるのであれば、もっと柔軟に場所や時間の選択ができ、専門的な知識をアップデートできるような環境を提供したいと考え、独立・起業に至りました。
BRINGROWでは、e-learningコンテンツの開発、配信、対面研修、オンライントレーニング、データ作成業務、スクーリング、ヘルプデスクなど法人、個人問わず様々なサービスを展開しています。
これから、働く人口の減少は避けて通れない現実です。そこで求められるのは個人の能力です。
道具を上手に使うことでこれまでの業務が改善され、社内ルールが整備され、工数を減らすことができます。
そのためには、正しい知識のアップデートが必要です。
こんな時代だからこそ学ぶための方法も選択できることが重要だと我々は考えます。
これからやってくる時代の変化に、BRINGROWも柔軟に変化し対応できるように万全の体制を整えたいと思います。
4月から2期目がスタートするBRINGROWはさらなる飛躍のために日々精進します!今後ともBRINGROWを宜しくお願い致します!