CADの仕事は大変?きつい!って本当?将来性はあるの?

 CADに興味がある方のなかには「CADの仕事ってきついって聞くけど本当かな…」「長く活躍できる仕事なのかな…」と不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。今回はそんな方のために、CADの仕事の魅力や大変さをテーマにお伝えしたいと思います。 

CADの仕事とは? 

 CADを使う仕事は「CADオペレーター」と呼ばれます。CADの専門知識やスキルを用いてCADを操作し、設計図面の作成・修正やデータ入力を行います。建築・土木、自動車・航空、機械・家電、アパレル、家具、インテリア、広告業界など幅広い業界で活用されています。※詳しくは「CAD初心者が初心者向けに解説!CADって何?」もご覧ください。 

CADオペレーターは大変? 

 CADオペレーターの仕事は「残業が長い」「体力的にキツイ」というイメージがあるかもしれません。これはずばり、本当です。(笑) 

 建築・土木分野であれば建築物や構造物、機械・家電分野であれば製品などは必ず図面を元につくられます。CADオペレーターはその図面を描くのが仕事ですので、何よりも丁寧さ正確性が求められます。期日を守って正確な図面を完成するために作業が長時間に及んでしまうのは、仕事内容上仕方ないことかもしれません。 

 またCADの仕事は細かい作業の連続です。長時間同じ姿勢でパソコンと向かい合うことが多く、目の疲れや肩こり、腰痛も起こりがちです。デスクワークには付き物の悩みかもしれませんが、こういった面からも「CADの仕事は大変」というイメージが付きまとうのかもしれませんね。 

CADオペレーターの魅力 

 では、逆にCADオペレーターの魅力とは何でしょうか。 

やりがいがある 

 先ほども触れた通り、建築物や製品などは必ず図面を元につくられます。CADオペレーターとして自分が携わったものが実際に具現化され、形になるのは非常に感慨深いことではないでしょうか。成果が目に見えて形になる仕事というのは実は意外に少ないのではないでしょうか。 

幅広い業界で活躍できる 

 建設、インテリア、福祉、機械、自動車、家電、アパレル、ジュエリーなどCADが活躍する分野・業界は非常に幅広く、CADのスキルを習得できれば、興味のある分野で活躍することができます。 

 また、建築系のCADオペレーターとして経験のある人が機械CADのオペレーターに転職するなど、異業種への転職にも有利です。もちろん業界専門の知識は身につける必要はありますが、CADの操作に精通していれば非常に強みになるでしょう。 

スキルや能力さえあれば、年齢に関係なく評価してもらえる 

 世の中の求人を見ると「~40歳(35歳)まで ※長期勤続によるキャリア形成のための年齢制限」といった記載をよく見かけます。企業側として、30代後半や40代の人に新たに教育を施すことが難しいと考えるのが理由ですが、近年の人手不足も影響して「スキルさえあれば道は開ける」という状況は大いにあると思います。派遣の仕事情報を掲載しているサイトでも「エルダー(40歳以上)」「シニア(60歳以上)」を「歓迎・応援」といった案件は見受けられます。 

 また、女性ですと結婚や出産などで一度仕事を離れるケースもあるかと思いますが、スキルや経験、資格があればブランクがあっても比較的スムーズに復職できる可能性が高いでしょう。ライフステージに合わせた働き方を選びやすいのもCADの仕事の特徴かもしれません。 

CADオペレーターの将来性 

 近年のAI技術の台頭によって、これから新しい職種を目指す方のなかには「この職種はAIにとって代わられないだろうか」「将来性はあるのか」と気になる方も少なくないでしょう。 

 2015年に野村総合研究所から『人工知能やロボット等による代替可能性が高い100種の職業』が発表され話題になりました。この100種の職業のなかに、実はCADオペレーターが挙げられています。確かに「(図面は読めないが)CADは使える、(設計はできないが)図面のトレースならできるCADオペレーター」という意味では、今後需要は確実になくなると言っていいでしょう。 

 ただ、CADはさまざまな業界において、もはや必要不可欠なツールです。CADオペレーターの仕事がなくなることはありませんが、CADオペレーターとしての仕事は二極化すると考えられます。それは「設計のスキルを持ったCADオペレーター」と「設計士やデザイナーのアシスタント的CADオペレーター」です。単純な作業は確かにAIにとって代わられるかもしれません。ですが、専門知識を元にした設計や、設計士やデザイナーの意図をきちんとくみ取った図面作成はAIにはできないでしょう。2次元CADだけでなく、3次元CADやIllustrator、Photoshopなどの関連するソフトのスキルなどもあわせ持ち、常にスキルアップを心掛けることで、いつまでも求められる人材として活躍できることと思います。 

 今回はCADの仕事の大変さや魅力、将来性についてお話しました。CADをこれから学習してみたい!はじめてみたい!という方、私たちBRINGROWはそんな皆様を全力で応援します!不安を感じていらっしゃる方もぜひお気軽にご相談ください!